2012年7月29日日曜日

2012夏 甲川(牛飼尾~上の廊下直下)

甲川沢登り,たくさんの人に楽しんでもらおうと案内(よけいなお世話だと聞こえてきます)したが参加者なし,一人で遊んで来た。下界ではうだるような暑さのなか,甲川は別世界で,2回泳いだだけで,寒さに体が震えた。こんなコースでも楽しめます。
今回は使用しなかったが自作3本フック

①日時:2012.7.29(日)
②行先:甲川(牛飼尾~上の廊下直下)
③メンバー:T単独
④行動記録:
牛飼尾(7:30)→甲川(8:00)→上の廊下の滝(10:00)→林道(11:00)
⑤行動概況:
最初の淵



歩き始めて最初の淵,,左岸の岩を行ってもいいが,ここは泳ぎでしょう。
2番目の淵

2番目淵は通常,右岸を上がり,残置スリングを頼りにバランスよく飛び越すが,スリング切れかかっていた。
歩き始めて2時間弱で,上の廊下のゴルジュが表れる。上の廊下は最初に,この滝というか淵を突破しなければいけない。例年より水位は20cmほど低かった。予定はここで終了。それでも滝の全容を写真に収めようと,右岸を泳ぎ,岩に立つ。甲川の水は冷たく,心底,寒かった。あまりの寒さに,今日は下界も気温が低いんだろうと思う始末。
上の廊下入口の滝
滝の全容
(その他)
・カメラの防水に苦労。
・寒さで手の神経がなくなる。
・この滝アブミトラバースではなく泳いで下から突破できないかね。

2012年7月23日月曜日

2012夏 扇ノ山(遭難者の捜索)③

林道終点(ここからハイキングコース?)
捜索の報告が代表Sから届きましたのでアップします。予定では私も参加する予定でしたが,急用のためYCCからの参加はSとMの二人でした。ご苦労さまでした。特に会員Mは登山靴で沢に入られたそうで,大変だったと推察します。
写真は遭難対策委員長のMmから提供を受けました。
霧ヶ滝落ち口(落差65m)





①日時:2012.7.22(日)
②行先:扇ノ山一帯
③メンバー:S,Mmと遭難対策委員の計6名
④捜索概況:
霧ヶ滝からの復路(完全な沢登り)
往路は懸垂下降の写真もありました
 7/21(土)に現地入りし(八東ふる里の森に前泊),翌日早朝,畑ヶ平に移動し,2班に別け,1班は霧ヶ滝までの沢筋,もう一班はのハイキングコース(標識にはハイキングコースと書いてあるが・・・)周辺の未捜索エリアを捜索した。2ヶ月前に比べると,雪はなくなっているものの草木が成長し,視界を悪くしている。残念ながら,今回も何の手がかりもなく終了した。
ハイキングコースと書かれた看板









2012年7月21日土曜日

2012夏 大山(剣ヶ峰)

剣ヶ峰に行って来た。数年に一度,登山道調査ということで勘弁(縦走は禁止)して下さい。

剣ヶ峰で記念撮影
①日時:2012.7.21(土)
②行先:大山(剣ヶ峰)
③メンバー:T,Y,会員外(O)
④行動記録:
文殊堂P(7:16)→最終堰堤(7:57)→縦走路(8:50)→剣ヶ峰(9:55)→文殊堂P(11:30)
⑤行動概況:
午後から用事があり,昼食は行動食,休憩は最終堰堤,稜線,剣ヶ峰と決め,小雨の中,三ノ沢を
縦走路(正面は天狗ヶ峰)
スタートする。三ノ沢も昨年の大雨で,土砂が大量に流れている。堰堤からは雨は上がるが虫が多い。縦走路も崩壊も前回よりひどくなっている。大昔のラクダの背のような箇所もある。
剣ヶ峰に着く頃から日が射し,縦走路を吹き上げる風に夏山を感じる。帰りはキリン峠方面とちらっと考えたが,来た道を帰った。

三ノ沢上部(縦走路を振り返る)
縦走路(左は槍ヶ峰)





2012年7月16日月曜日

2012夏 船上山・甲川(一服の清涼感)

蒜山縦走から帰宅すると会員Mjからクライミングの誘いのメールが入っていた。少々疲れていたが山は逃げていくという変な価値感で午前中だけ行って来た。会員Mjたちは午後,アクエリアス,赤壁,ブラックフェースをやったそうです。
①日時:2012.7.16(月)
 ← 千丈のぞき(クライミングの準備をしています)

千丈のぞきは爽やかな風が吹き上げ,下界の暑さを忘れる。今日は側壁2本,千丈のぞき1本(最後ちょっと?エイドしたけど)で終了。





鶯橋直下の甲川(沢登りのスタートはここです) →

帰路,甲川に寄り,鶯橋直下から写真を撮りました。渓流を流れる風に清涼感を感じると共に,遡行したいと思いました。7月都合つかず8月計画します。

2012年7月15日日曜日

2012夏 蒜山三山縦走(下蒜山~中蒜山~上蒜山)

急遽この計画が決まったが参加者7名も集まった。新入会員NのYCC初山行でもある。この山行は私より年下が5名もいたので,いつものYCCの山行じゃないような気がした。7時間の縦走,歩いてきた山を振り返り,よく歩いて来たなといつも感じる蒜山縦走,お疲れ様でした。
下山後温泉に入浴し,アルプスに行っているような錯覚?に満足しました。

①日時:2012.7.15(日)
②行先:蒜山(下蒜山~中蒜山~上蒜山)
③メンバー:T,Y,Si,I,N,Sa,E
④行動記録:
犬挟峠(7:57)→下蒜山(9:28)→(11:04)中蒜山(12:10)→上蒜山(13:08)→上蒜山P(15:12)
⑤行動概況:
 ← 雲居平を越え下蒜山に向かう

暑さを予想した山行だったが,午前中は太陽は隠れ,強い風が吹いていた。気持ちいい風と風があるため虫が少なく気持ちのいいスタートになった。





          下蒜山に到着し万歳 → 




← 下蒜山から中蒜山方面を望む
   
風に揺れる笹は美しく,行ったことはないが,スコットランドの麦畑のようだと勝手に思う。





                中蒜山から上蒜山に向けて歩く 



 


← 上蒜山分岐で全員揃って記念撮影

上蒜山分岐から上蒜山まで,10分程で往復できる。山頂は眺望もなく,三角点があるだけ。大昔ここから蛇ヶ乢に下ったことがあるが,今は歩く人,いるだろうか?踏み跡はありました。

2012年7月13日金曜日

2012夏 大山(地獄谷:ダム湖出現)

代表Sから地獄谷に出現したダム湖の写真が届きました。

最初に発見したのは6/28地獄谷を駒鳥から一向にかけて下降中でその後,代表Sは調査に2回入ったのことです。場所は烏谷出合と池の平の間です。
地獄谷下り始め,ダム湖想像できず(6/28)
1回目(駒鳥から地獄谷を下るが,ダム湖出現で引き返す)
①日時:2012.6.28(木)
②メンバー:S,Si,Sa,Ma,Mi

上流(烏谷出合下流)から見たダム湖(6/28)




 

2回目(地獄谷を大休口から入り下流から行くが,
登山靴では渡渉できず6合堰堤上部で引き返す)
①日時:2012.7.5(木)
②メンバー:S単独
同行したYCC入会予定のMi(7/12)

3回目(2回目のリベンジ,登山靴を沢シューズに替え,ダム湖まで行く)
①日時:2012.7.12(木)
②メンバー:S,Mi

(写真を見た感想)
地獄谷下流から池の平まで,かなり荒れていますね。また振子山斜面の崩壊もひどく,前のように気楽に地獄谷に行けませんね。
下流(池の平上流)から見たダム湖(7/12)
ダム湖下流の池の平(7/12)

2012年7月9日月曜日

2012夏 大山(振子沢:登山道調査)

遭難対策委員会が登山道調査をするということで同行した。
コースは文殊堂から入山し,文殊越~鳥越峠~駒鳥小屋~振子沢~ユートピア~上宝珠~砂すべりで大山を南北に縦断しました。
初めての人は一度は歩いてみる価値はある?コースでしょうがこのコースは夏よりも雪が残る春山のほうがいいかな。
文殊越
①日時:2012.7.8(日)
②コース:文殊堂~文殊越~駒鳥小屋~振子沢~ユートピア~上宝珠越~砂すべり~大山寺
③メンバー:T,Y,Si,外部(O),遭難対策委員,警察官
④行動記録:
 文殊堂(9:00)→文殊越(9:35)→駒鳥小屋(13:00)→ユートピア(16:00)→大山寺交番(18:00)
⑤行動概略:
駒鳥小屋
文殊堂から今はあまり歩くことが少なくなった登山道を行く。文鳥水には樋とコップとあり,冷たい水を飲むことができる。文殊越から少し下り,鍵掛Pからの登山道と合流する。合流地点はあちこち道ができ,少し迷いやすい。鳥越峠を経由し駒鳥小屋到着する。沢に下り,みんなが昼食をとっている時間を利用して,烏谷出合の下に出現したらしい天然ダム湖の調査に出かけるが,烏谷出合の下方では,両サイドが増水でえぐられており,時間的なこともあり引き返した。駒鳥直下では,K副隊長と警官2名が待っていてくれた。勝手な行動ごめんなさい。 その後,振子沢,ユートピア,上宝珠とスローペースで歩き,大山寺に帰着した。計画では上宝珠から宝珠尾根を辿る予定だったが,砂すべり下部で道迷いが発生した連絡あり,砂すべりを行った。
振子山分岐
砂すべり

2012年7月2日月曜日

2012夏 扇ノ山(遭難者の捜索)②

山頂避難小屋前
①日時:2012.6.30(土)
②行先:扇ノ山一帯
③メンバー:S,M,Y
④捜索概況:
捜索の日程は6月30日と7月1日の2日間だったが,YCCから参加した3名は30日だけの参加となった。 八東ふる里の森に集合し,畑ヶ平に向かった。その後,中国自然歩道を行く班と沢を行く班で扇ノ山集結し,その後ある面を全員で捜索した。
集合場所に着いたときは降っていなかった雨が,行動説明の時間からポツリポツリ降り始めてきた。その後 そして,歩き始めるころには本格的に降ってきた。 扇ノ山からは,横1列で捜索を始めた。もう雪は無いが藪の中に行けば10mも離れたら隣の人も見えない状態で不安になることも,でも隣の人が声を掛けてくれるので安心できた。

2012夏 安全登山普及指導者中央研修会(国立登山研修所)

安全登山普及指導者中央研修会に行って来た。ここでの研修はきつい思い出しかないのだが,今回もそうだった。知識,技術,事前の勉強不足で班のメンバー,講師の先生方に迷惑をかけ,申し訳なく思っています。班のメンバーは消防関係2名,山岳医を目指す医師2名,ガイド1名,それぞれ意識が高く,研修スタートの段階で遅れていた。それでもいい加減な私に親切丁寧指導していだき,講師の方々とメンバーに感謝しています。
雑穀谷岩場(4班講師と研修生)
①日時:2012.6.29(金)~7.1(日)
②会場:国立登山研修所とその周辺
③参加者:T(登はん技術研修コース)
       O(読図・プランニング研修コース)
④研修内容:
初日は確保理論の机上講習,体育館で基本ロープの反復練習,2日目は雑穀谷岩場に移動,支点の取り扱い,岩場での確保,懸垂下降,午後は研修所に帰り,人口岩場で懸垂下降など極めつけはへろへろになった状態で筆記テスト(UIAAの基準値,確保理論,確保技術etc)最終日は人形の錘を使ったダイナミックビレーの体験(昔は60kgのタイヤを使用),ザックを使用した搬送,ザックに背負っての懸垂下降などやりました。
⑤研修の思い出:
年も取り,寂しいけど今回で,ここでの研修が最後になるだろう。ここの研修から私の山のスタートが始まったといっても過言ではない。いつも厳しい研修でちょっとした自信を打ち砕いてもらいました。お世話になりました。体が動く限り,山に行こうと思います。
ダミー人形を使用した確保
(岩登り講習会)
30kgのザックを持ち,へろへろ状態で前進基地へ。源次郎尾根に行った。
(雪上技術講習会)
 ひたすら滑落停止の訓練,雪で顎,手を切る人も,私は確保で吹っ飛びアイゼンが靴に刺さった。一番きつい講習会だった。平蔵谷から剣へ。
(山岳スキー講習会)
20kgを背負っての山スキーは怖かった。雪洞を作り,2泊した。外は吹雪,雪の中は静寂,雪洞の良さを体感した。 大品山?に行ったような?