2012年2月25日土曜日

2012冬 大山冬山情報⑫(8合尾根~頂上:バリエーション)

パートナーがなく,今週は久々家でごろごろかと思っていたが,会員Mjから行きたいとの連絡があり,行って来た。北壁は昨年の弥山尾根以来だったので,少し緊張して上がった。8合尾根は初級バリエーションらしい。そんなにきつい所はなかったが,ナイフリッジ,10m程の岩稜ミックスがあり,スリルはあった。
ナイフリッジを越えて一休みのMjY
①日時:2012.2.25(土)
②行先:大山(8合尾根~頂上~常行谷)
③メンバー:T,Mj,Y
④行動記録:
大山寺(7:21)→元谷(8:23)→8合尾根取り付き(9:14)→夏山登山道(12:55)→頂上(13:15)→大山寺(15:01)
⑤山頂付近の気象(天候,気温,風,視界,積雪):
ガス,-1℃,西5m/s,20~30m,2~3m
⑥行動概況:
小雨の中,米子出発,大山寺では雨はあがるが,ガスがたちこめ,稜線までこの調子だった。
怖い怖いと言いながらがんばったY

全くのガスで取り付きもわからない。先行パーティのトレースを進む。尾根を忠実に辿り夏山登山道に出た。ロープを出した箇所は岩稜と岩稜手前にナイフリッジの2箇所,ナイフリッジは馬乗りになって通過した。北壁によく通った会員Mjに言わせると8合尾根は弥山尾根より,怖かったらしい。新人Y,初めてロープを使用した山,どうだったんだろうか?
帰りはのんびり常行谷を下った。
⑦その他:
夏道でメンバーと別れ,一人頂上行きました
・ここ数日温度が高く,山は春山,雪は重い。雪質がすぐ変化するのは大山らしい。
・大山は雪訓まっさかり。雪訓ねえ・・・
・案内するの疲れたので,行きたい山があれば連絡下さい。とりあえずは3/9(金),3/10(土)いつもの小屋で雪訓というか宴会かな。
・自分的には,次は弥山,別山あたりに行きたいと思うけど・・・
・冬山もうすぐ終了,今シーズン土日,天気だったことないね。珍しいよ。雨男,雪男?ではないのに。

2012年2月19日日曜日

2012冬 大山冬山情報⑪(大山古道:山スキー)

土曜日ひとり向かうが,植田正治美術館上部で風雪のため車道がわからなくなり引き返す。帰路雪が弱まったのでまたUターン,次は金屋谷を越え,数キロ走った辺りで,雪の多さに心細くなり,今度は本当に帰宅した。
日曜日メンバーが加わり,リベンジを期して行って来た。久々のキリン峠からのスキー滑降,かっこよく滑るつもりでいたがシールの調子が悪く,鍵掛峠で撤退。時間的にも無理でした。
環状道路に出る,バックは烏ヶ山

①日時:2012.2.19(日)
②行先:大山古道~鍵掛峠:山スキー
③メンバー:T,Y
④行動メモ:
大山古道入口(9:22)→鍵掛峠展望台(11:41)
⑤鍵掛峠の気象(天候,気温,風,視界,積雪):
曇り,0℃,無風,良好,2m


長年使用した山スキー,バックは南壁

⑥一口メモ:
出発地点の峠では除雪をし車を路肩に止め出発する。道の両脇には約2mの雪の壁があり,乗り越えるのに苦労する。大山古道(勝手に私が言っている)の尾根道を鍵掛峠目指し進む。時折,日が射し気持ちいい。右手に奥大山のスキー場,さらにその奥の烏ヶ山が顔を出す。出発すること2時間半で鍵掛峠展望台に到着。

2012年2月11日土曜日

2012冬 大山冬山情報⑩(北尾根~頂上:雪上訓練)

大山冬山は初めての新人2名,冬山初心者1名の3名を連れ,「北尾根~頂上~元谷(金門)」と行ってきた。このコースは楽しいし初心者の雪上訓練にもよい。雪上訓練は実際に歩くことに限る。短い時間だったが,いろいろなことを勉強したはずだ(読図,つぼ足,スノーシュー,アイゼン,装備の重要性)。大山冬山デビューにこのコースを連れて行ってもらって彼らは幸せだ。私は大山一帯のルートは自分で勉強した。そろそろ私を連れて行ってくれる人いないかね。
北尾根を行く
①日時:2012.2.11(土)
②行先:大山(北尾根~頂上)
③メンバー:T,Y,M,O
④行動メモ:
南光河原P(7:30)→5合目上部(9:45)→頂上(11:24)
⑤山頂付近の気象(天候,気温,風,視界,積雪):
ガス,-5℃,西5m/s,20~30m,2~3m

北尾根から夏道に出る


⑥ 一口メモ:
南光河原Pからスノーシューを装着し,いきなり北尾根末端に取り付く。新雪が20cmほどあるが下が堅いのでさほど潜らない。北尾根を忠実にたどり5合目上部に出る。私はここで30年ぶりに購入したアイゼン着けてみる。8合目あたりで多少のアクシデントがあったが,なんとか頂上に,帰りは元谷,金門経由で大山寺に帰着した。
頂上はいつもこんな状況です

⑦その他:
・MSR スノーシュー斜面でも使えるね。
・グリベルのアルミのアイゼン軽くていいよ。
・ 初めて夏道でアイゼンを装着する(自慢でもなんでもありません)。基本はつぼ足,きちんと歩けない人がアイゼンつけてもね。私の価値観から言うと夏道,ピッケル,アイゼン無しで歩けないと冬のバリエーション行けないね。

2012年2月4日土曜日

2012冬 大山冬山情報⑨(大休峠:スノートレッキング)

新年会の時,調子に乗って次はみんなで行ける大休峠なんて言って盛り上がったが,他の用事が入っているのを忘れていた。早速新人Mから行きたいとの連絡があり,プライオリティを無理やり一番に上げ,行くことにした。大休方面はあらゆる場面で通いに通った。この時期この場所は「八甲田山死の彷徨」を重ねてしまう。
スノーシューと山スキーで香取出発

①日時:2012.2.4(土)
②行先:大休峠(香取~大休峠)
③メンバー:T,Si,Mj,Y,K,M
④行動メモ:
香取(9:00)→大休峠(13:11)→香取(15:25)
⑤大休峠の気象(天候,気温,風,視界,積雪):
雪,-5℃,5m/s,数100m,200cm

初めての厳冬期の大休峠にガッツポーズ


 (メンバー紹介)
S宮:この年で歩けるのが凄い。
M地:往年の体力,気力が戻りつつある。
Y口:冒険はしない慎重派である。
K笹:第2のS宮として思い出に残る山をしてほしい。
M浦:最近入会した体力あるナイスガイ。
山行メンバーです

⑥一口メモ:
山スキー1,スノーシュー5で香取を出発,甲川分岐まで順調に歩く。ここからは樹林帯に入り,最短コースを行く。大谷を越えた辺りが12時半,歩き始めて3時間半,アクシデントが発生し,パーティを大休と撤退の二つに分け,私は新人MとKを連れ,大休峠に行く。帰りは途中で合流し香取に帰着した。