2012年12月27日木曜日

2012冬 大山(鏡ヶ成①:巨大ブナを探しに)

来年1月,高体連が西日本の登山部顧問に声をかけて雪山研修会を鏡ヶ成で行い,スノートレッキングで巨大ブナを見に行くらしい。その事前調査にIが行くというので,同行した。私は巨大ブナにも興味があったが,新しく購入した山スキーの性能(ラッセル,シールをつけた登行,深雪の滑り)を試したかった。
雪の花の中を行く(I)
①日時:2012.12.27(木)
②行先:鏡ヶ成周辺
③メンバー:T,I(高体連)
④行動記録:
鏡ヶ成P(11:40)→目的地鞍部(13:50)→鏡ヶ成P(15:05)

コルに到着(T)




⑤行動概況:
鏡ヶ成Pから西北西の鞍部にあるという巨大ブナを探しに,Iはスノーシュー,私は山スキーでスタートする。Iは大山自然歴史館のスタッフでもあり,場所は館長から聞いてきた。まっすぐコルを目指すが,大小の谷があり,特に山スキーはいつもながら難儀をする。ビンディングの調子が悪いのか横方向に負荷をかけると外れる。どうして?体力,気力が少し萎える。それでも,周りは快晴で気温は低く木には雪が残り,白い花が咲いているようで綺麗だ。コルに到着するとシールを外し,巨大ブナを探しながら一気に滑り,大山環状道路に出た。スノーシューのIも数分遅れで到着した。
今回の山行で一番大きいブナ

帰宅後,巨大ブナの場所について,館長に確認して,Iからメールありました。「場所はあってました。写真のブナは違います。鞍部から少し降りて,1110m付近にあるようです。幹の横幅が大人4人分くらいあります」ということです。

2012年12月24日月曜日

2012冬 冬山レベルアップ研修会

みんなのためと思いながら(余計なお世話と言われます)いろいろ企画を立てるが,参加者はいつものメンバーかアローン,いいんです全ては自分のためですから。冬山レベルアップ研修会と称してスキー,夜の部でロープワークと飲み会を実施,私は充実した日でした。

①日時:2012.12.23(日)
②行先:大山周辺(中の原スキー場 and いつもの小屋)
③メンバー:スキーの部(T,M井),ロープワークの部(T,Mj,Y,To)
恐るべしM(県山協No1かも?)
(スキーの部)
会員M井からスキーに誘われ,久しぶりにフィールドを山からゲレンデ(リフトに乗るのは10年以上前)に替え,スキーを楽しんだ。新しい山スキーをチェック,板もブーツも軽くていいね。久々のスキーだったが,それなりに滑れました。M井のスキーはクラシックヨーロッパスタイル?で,優雅で綺麗なターンは「白銀は招くよ」という映画(わかんねだろうな)を思い出しました。さすが指導員でスキーを教えていることはある。この年(70まであと数年)でこれだけ滑れるなんて凄いね。

(ロープワークの部)
夜は基本的ロープワーク研修をいつもの小屋で実施しました。ここでワンポイントレッスン,クライミングをスタートする前の確認事項,キーワードは「BARK],互いに「バーク」と言って確認するよう,文登研である講師に教えられました。

B(バックル):ハーネス周りの確認(エイトノット,折り返し)
A(アンカー):強固,多重性,均等荷重,パワーポイントの固定
R(ラペルandビレーデバイス):下降器,確保器の確認
K(ノット):末端処理の確認

2012年12月23日日曜日

2012冬 毛無山①

山頂
このところ山に行けてない、YCCの忘年会も体調を崩し欠席、今日はレベルアップ研修会?ですが、すっかり日中に行うと思っていたら、なんと夕刻からなので参加は見合わせ、レベルアップの前に体力と何より大切な歩きをと、今シーズン初の雪の山を歩いてきました。

9合小屋の気温
①日時:2012.12.23(日)
②行先:毛無山
③メンバー:N単独
④行動メモ:
岡山県側田浪登山口(10:40)→山頂(12:05)→田浪登山口(13:25)
⑤行動概要:
スタートから雪が舞い景色は望めない、積雪も登山口では思った程ではないので、スノーシューも持たずにの山行、6合付近からは、スノーシューを持たなかったことをちょっと後悔、8合下辺りで少し迷走してしまいガーミンで修正、8合大岩が現れ道に戻ったことを確認、雪は降ったり止んだり、テンションもあがらず白馬まで足を延ばすことなくそのまま下山となりました。

2012年12月22日土曜日

2012冬 大山(一ノ沢~弥山~桝水高原)

前日,同僚から明日はどこに行きますかという電話,天気は悪そうだし,いったんは中止を決めたが,たまのの自分から行くという積極性に急慮決定,連れて行ってあげました。下から雨,霙,雪と変わっていき,体は濡れ,雪だけじゃない寒い山でした。
一ノ沢(先行する
①日時:2012.12.22(土)
②行先:大山(一ノ沢~頂上~桝水高原)
③メンバー:T,会員外(
④行動記録:
桝水高原(7:45)~一ノ沢林道終点(9:35)~(11:30)頂上(12:00)~桝水高原(14:30)
④行動概況:
小雨の中,桝水高原からゲートで閉鎖された大山環状道路をつぼ足で行く。一ノ沢からIはスノーシューを装着し,私は後ろから重たい雪に雨,気持ちが盛り上がらないまま後を追う。
頂上小屋(寒さに震える)
森林限界を越えるといつものように風は強くなる,おまけに相変わらず雨。手袋は濡れ,手は冷たいし,体は寒い。上がるに連れて雨は霙,雪へと変わり,早く頂上小屋で暖かいお茶を飲みたく急ぎました。
帰路は計画通り,桝水高原を目指し,正面を下りようとしたが,案の定,下降地点がわからなく,頂上台地を彷徨。GPSがあり心配はないので,久々道迷いの気分を味わう。GPSの画面は,ゴーグルをつけると見づらいし,大型手袋では操作ができません。

2012年12月16日日曜日

2012冬 大山(剣ヶ峰)

案内したものの参加者はなく,桝水高原スキー場に久々ゲレンデスキーでもと思ったが,ここ数日の暖かさで雪が解けスキー場開きは中止になったらしい。モチベーションはあまり高くないが,計画した手前,1人大山に向かった。縦走路まで行って引き返した。縦走路は全くのガスの中,行く気をなくしユートピアに向かった。なんてことない勝間ケルンあたりで急に晴れてきた。頭にきて撤退の文字はタイトルには入れなかった。
ガスの中縦走路に出る
①日時:2012.12.16(日)
②行先:大山(上宝珠沢~宝珠尾根~縦走路~ユートピア)
③メンバー:T(単独)
④行動メモ:
大山寺(8:00)→元谷(8:49)→宝珠尾根(10:28)→縦走路(11:15)→ユートピア避難小屋(11:37)→大山寺(13:30)

勝間ケルン辺りからユートピアを振り返る


⑤行動概況:
大神山神社でいつものように安全祈願し元谷に向かう。上宝珠沢出会で膝までもぐるようになり,スパッツを着ける。ピッケルも取り出しいつものルンゼを上り,宝珠尾根に出る。下から宝珠尾根を行くパーティを確認する。宝珠尾根からこのパーティのラッセルを借用する。ラッセルをしなければいけなかったなら,上宝珠越で引き返したかもしれない。思った以上に湿雪で歩きつらいが,上がるにつれて締まって来る。アイゼンを装着し,がんがん行き,縦走路手前でパーティを追い抜く。縦走路手前,数10mはシュピッツェからピック,2本爪で上がる。本当にピッケルとアイゼンが必要だったのはこの数10mだった。前述通り,ユートピアに向かう。ユートピアから剣谷と思ったが,そんな雪の状態ではなかった。上がってきたルンゼを下りた。

装備一新
⑥装備一新:
30年前に購入したピッケルとアイゼン,15年前に購入した山スキー一式,新調した。ピッケルは今日が初使用となった。ピックの刺さり具合がいいね。もう少しカーブがあってもいい気がした。アイゼンも軽くて気に入っている。寂しいけどこれが最後だね。
ピッケル:グリベル,エアテックエヴォルーション
アイゼン:グリベル,エアテックライト(昨年購入)
スキー:Se7en Summits
ビンディング:TLT Speed Radical
ブーツ:スカルパ,ラッシュ

2012年12月15日土曜日

2012冬 YCC忘年会

年頭の新年会と同様,代表Sのお店で忘年会をしました。参加者7名と少数でしたが,楽しい時間を過ごしました。
美味しい蕎麦も堪能しました

最長老Yを迎えてスタートしました



①日時:2012.12.14(金)
②場所:代表Sのお店(伯蕎庵しばた)
③メンバー:S,Y,Y,I,M,M,T

2012年12月9日日曜日

2012冬 大山(夏山登山道)

前夜BSで高倉健主演の映画「八甲田山」を見た。今は亡き俳優たち,懐かしいねぇ。レベルは違うが,八甲田山を大休峠に重ねる。GPSのない頃,冬の大休峠,あらゆる条件で(大雪警報,深夜の行軍,懐かしいねぇ)通いに通った。西高東低の大休峠も厳しいけど,大山はそんなもんじゃないね。きつかった大山頂上!!
4合上部を上がるメンバー
①日時:2012.12.9(日)
②行先:大山弥山
③メンバー:T,Mj,Y,To(会員外)
④行動記録:
南光河原P(8:16)→大山頂上(11:24)→南光河原P(13:00)
西高東低の大山です
⑤一口メモ:
今年の冬山のスタートも大山。体がまだ寒さに順応していないのか,体調を崩すメンバーもいた。毎度のことながら6合目避難小屋から上部は風が強い。特に寒さがこたえた。Yは,まぶたがくっついたらどうしようと思ったそうだ。私は最近,体力低下,山の厳しさを装備に頼ってます。