2013年4月29日月曜日

2013春 石槌山東稜

会員Mjから石槌山東稜の山行記録が届きましたのでアップします。

矢筈岩と笹滝
①日時:2013.4.28(日)
②行先:石槌山東稜
③メンバー:Mj,To(岳獅会)
④行動記録:
土小屋出発(7:42)~東稜線分岐(8:46)~南尖峰(9:15)~天狗岳(9:30)~弥山(10:46)~土小屋(12:47)

ここはどこかな?


⑤メモ:
石槌山東稜に行って来ました。自分は初めての東稜,Toは2回目でした。天候は申し分なく,土小屋で気温は6℃,風が強く少々肌寒い。東稜下から見上げると,厳しい感じがしたが,あっけなく南尖峰についてしまい,少々拍子抜けした。南尖峰から弥山までの岩稜はあまり気持ちのいいものではなかった。

2013年4月27日土曜日

2013春 大休峠~大山滝(読図の勉強)

GPSの登場で道迷いの不安がなくなり,山の楽しさが半減したかもしれない。それでも地図は必要だ。新緑前の今,地形がよくわかり読図の学習するにはいい季節だ。読図は経験と訓練が必要で,うちの会員でも地図を読める人は少ない。私もよく間違える。読図が読めるとは言わないが,道に迷った回数は誰にも負けない。今回の山行のテーマをあげるなら「読図」。

中国自然歩道に出る
①日時:2013.4.27(土)
②行先:香取~大休峠~大山滝
③メンバー:Tと子供たち
④行動記録:
香取(8:58)→大休峠(10:25)→(11:53)大山滝(12:20)→大休峠(13:40)→香取(14:41)

読図をしてます(ここがわかれば凄い)
大山滝直下で昼食
⑤メモ:
香取上部林道アスファルト終点に車を止め行動開始。いつもの通い慣れた道で新鮮味はない。地図を片手に,大休峠を経由し大山滝まで歩く。トピックスをあげるとしたら中国自然歩道には結構雪が残っていること(大谷から大休峠までは半々,大休峠から大山滝まではほとんどない),大山滝下流の山の斜面が大きく崩れていることかな。

2013年4月26日金曜日

2013春 船通山①

代表S,Siから山行記録が届きました。

カタクリの花の咲き始めた船通山に行って来ました。今回はSiの回帰登山,ワイワイガヤガヤ登山でした。メンバーはYCC(Si,Sa,S)3名とその他3名の計6名です。
カタクリ
今回の登山は,Siの要望もあり船通山,ノンビリユッタリコースとして亀石コースを選定,登山口8時45分発,頂上10時20分,下山開始11時25分,登山口下山13時という超ノンビリ時間でした。登山口スタートして道周辺にはカタバミ,スミレ,ハシリドコロなどの植物の花が満開に近く,6名がバラバラに行動,写真を撮る者,景色を見ながら歩きのみの者,花たちも水平道(愛宕道)からは少なくなり,単調なユッタリ登りであった。亀石コースと鳥上コースの合流点の付近から可憐なカタクリが咲き始めていた。
船通山山頂
そして頂上台地のカタクリは,結構咲いており例年より開花がかなり早いと思われる。頂上には他の登山者が団体,個人,わんさかいる。頂上にて休憩の後,花たちを観察しながら下山を開始した。登山道周辺の花たちは,日が高くなり朝方よりも花びらを大きく広げていた。
膝が気になるSiは,ノンビリユッタリ歩き,無事登山口に到着し,回帰登山の一日も終わった。
キクザキイチゲ



Siからの便り:
天気に恵まれ6名でのゆったり,のんびり,花を愛でながらの半年振りの山行・・・とても新鮮で心弾ませながら歩けました。山頂までミソサザイ(小鳥)の声に励まされ,カタクリの満開の出迎えと最高の山でした。

2013年4月23日火曜日

2013春 毛無山~白馬山&三平山

カタクリ咲く
25日はSiの復活登山,船通山と言うことなのでカタクリの様子を見に毛無山へ向かった。ようやく無雪道を歩く山歩き。実は先週出雲北山を歩いてきたが・・・。
①日時:2013.4.23(火)
②行先:毛無山~白馬山(おまけで三平山)
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
毛無山で大山

田浪登山口P(9:00)→毛無山山頂(9:50)→カタクリ広場→白馬山山頂(10:30)→田浪登山口P(11:00)→車移動→三平山登山口(11:30)→三平山山頂(12:00)→三平山登山口(12:30)

⑤行動概況:
白馬山で大山
雪を被ったカタクリ広場
三平山で大山
岡山県側登山口より登山を開始,少し肌寒いが歩けば直ぐに温まる。シーズンになると毛無山頂手前にもカタクリは咲いているが今日は確認できず,山頂からカタクリ広場の間にカタクリが確認できるが,開いている花は極めて少ない。カタクリ広場は雪を被り花は無し。広場から白馬の間に,群生咲きは無いが点々と咲いているのを確認できた。白馬から下り下山完了。下山は完了したがまだオニギリを食べてない,せっかく買ったコンビニおにぎり,車で食べるより山頂で食べたほうが美味しいに決まっている。と言うことで三平山山頂でおにぎりを食べて本日の山行終了。25日のワイワイガヤガヤ隊船通山のカタクリはどうかな?

2013年4月20日土曜日

2013春 大山散策&山菜採り(コゴミ)

山行は雪や岩の厳しい山だけではありません。のんびり山の散策にも行きます。どちらかというとYCCはこっちがほうが多いかもしれないね。私の山も散策みたいなもんです。といっても貴方にとってはバリエーションかもしれんよ。

豪円山に上がる途中から見る大山全景
①日時:2013.4.20(土)
②行先:大山(豪円山~寂静山~宝珠山)& 阿弥陀川
③メンバー:Tと子供たち
④行動概況:
全く山の経験のない子供たちと大山散策しました。豪円山,寂静山と上がり,元谷まで歩き,引き返し下宝珠越に上がり,宝珠尾根を宝珠山まで歩き,スキー場をのんびり下るコース。景色は素晴らしく,豪円山,寂静山,元谷と北壁の景観は変化し,下宝珠越,宝珠山からはそれに加え,三鈷峰,日本海を望めます。視界のいい時は隠岐の島も。初心者にとってベストコースでしょう。
その後,阿弥陀川に移動し山菜採り。行動時間大山散策は3時間,山菜採りは1時間。
豪円山山頂(豪円僧正の地蔵があります)
寂静山山頂(私の山のスタートかな?)
阿弥陀川のコゴメ(大山周辺No1)
中の原スキー場(左上の高霊山にも上る予定でした)

2013年4月19日金曜日

2013春 氷ノ山

氷ノ越から山頂を見る
大山ほど行かないが,年に何回かは訪れる。たくさんの思い出を作ってきた山のひとつでもある。
登山大会の下見というかいつもの勝手な行動?で氷ノ越から山頂に上がり帰りは仙谷を下った。
健脚の行動時間です。体力ない貴方じゃこんな時間で歩けないよ。

①日時:2013.4.19(金)
②行先:氷ノ山(氷ノ越~氷ノ山~仙谷)
③メンバー:T(単独)
霧氷の木に囲まれた甑岩

④行動記録:
キャンプ場(13:10)→氷ノ越(13:37)→氷ノ山(14:28)→仙谷分岐(14:41)→スキー場(15:28)
⑤行動概況:
私の車を仙谷登山口(スキー場)に回してもらい,キャンプ場を出発する。早く帰って来たくてストックを巧み?に使い早足で歩く。多少汗は搔くが,風が寒く,行動中ヤッケを脱ぐことはなかった。
山頂避難小屋
氷ノ越に出ると,雪が出現するが,頂上まで地面と雪面の割合は半々といったところ。雪がないだろうと夏靴,スパッツ無し,少し反省する。甑岩のトラバース地点の雪面は少し硬く,不慣れな人は滑り落ちるかもね。頂上避難小屋まで上がり,帰りは仙谷コースを下った。まだ残雪があり登山道が不明な所,スノーブリッジが形成されている所もある。初心者は来た道を引き返すのが賢明だ。

⑥氷ノ山の思い出
・岳同人の山小屋を借りて大宴会
・わさび谷を山スキーで滑降(というより転げ落ちる)
・タモギタケを仙谷で(黄金色に輝くタモギタケ,後にも先にも一度だけ)
・山菜の思い出(ネマガリタケ,ウドの天ぷら),氷ノ山のネマガリタケは日本一?

2013年4月14日日曜日

2013春 船上山(屏風岩:クライミング)

会員Mjからクライミングの記録が届きました。
千丈のぞき(Y)
①日時:2013.4.13(土)
②行先:船上山(屏風岩:クライミング)
③メンバー:Mj,Y,To(岳獅会)
④一口メモ:
少し雪を心配したが,まだ肌寒いものの快晴でコンデション良好,岩も濡れている様子はない。練習岩では鳥取のグループがクライミングの講習を始めたため,我々は千丈のぞきに移動し準備を始める。まずビレイの仕方をYにレクチャーし私がリードでトップロープをセットするため登るが私のいつもの癖で核心の抜け
千丈のぞき(Y)
方を忘れてしまい苦戦する。Yは2度目の挑戦で支点まで行けた(めでたしめでたし)。Toは肋骨骨折も根性で完登(すごい)。私は2回目,根性を出してノーテンションで完登し千丈のぞきを終了。
ブラックフェース,キンググリムゾン(M)
赤壁下で昼食を取った後,まず女子国体ルートに取り付く。私がリードし続いてYがトライするも,登れず途中から降ろし,Toとバトンタッチし支点からToを引き上げ,そのままブラックフェースにロープを垂らし懸垂下降で取り付きまで降りる。ブラックフェースを1本,キンググリムゾンはToともに1本ずつ登り本日は終了する。まだまだ回数が少ないとつくづく感じ本日のクライミングを反省した。

2013年4月13日土曜日

2013春 大山南北縦断

駒鳥小屋周辺の雪の状況
大山山系で雪が残る最後の砦,振子沢,剣谷に行って来た。春山残雪期の大山,素晴らしいねぇ,アルプス級だね。あと何年この素晴らしきこの世界を見ることができるだろうか。
鍵掛峠から地獄谷まではキリン峠経由キリン沢を滑り下るのも楽しいが,雪も少なく初心者もおり鳥越峠経由にした。その後,振子沢,ユートピア,剣谷,下宝珠と辿り,大山寺に帰着した。
このコースは健脚コースかもしれないが,景観が素晴らしくあまり疲れは感じなかった。行動中会った登山者はユートピアで2名のみ,どうしてみんな行かないのかね。行きたければ大山を一番知っているうちの会に入りなさい。
振子沢での昼食

①日時:2013.4.13(土)
②行先:大山(振子沢~ユートピア~剣谷)
③メンバー:T,N,会員他8名(総勢10名)
④行動記録:
鍵掛峠P(9:10)→鳥越峠(10:05)→駒鳥小屋(10:45)→(振子沢)→ユートピア(13:00)→(剣谷)→大山寺(16:00)
⑤行動概況:
毎年儀式のように行くコース,私はイメージ通りだが参加者には喜んでもらいました(特に初めての人は)。行動概況は写真を見て想像してね。
振子沢を上がります
稜線に向かって
 
剣谷を滑り下ります
⑥その他あれこれ
・ 初心者の女性1名参加,チャレンジャーだね。行こうという気持ちが嬉しい。
・数日前に積雪あり,真っ白な雪面の上を歩く。この時期にしてはタイミングがよかった。
・振子沢でのドリップバックのコーヒー美味しかった。子供たちが淹れてくれた。
・この時期,コース上注意すべき点は,振子沢のブロック雪崩,剣谷の落石,半端ないよ。

2013年4月4日木曜日

2013春 烏ヶ山(逆どぼんコース)

代表Sから山行記録が届きました。どぼんコース?初めて聞きました。

久しぶりにどぼんコースを行く。今回は烏谷から入り,本峰横のルンゼの雪壁を登攀し烏ヶ山本峰を目指し,木谷にダイレクトに下降するルートを選択したが,目標のルンゼにはコルの下1ピッチ雪がなく登攀が不可能であったため,稜線に出て木谷経由で下山した。
烏滝(烏谷入口)
①日時:2013.4.4(木)
②行先:烏ヶ山(木谷~鳥越峠~烏谷~烏ヶ山前衛峰~木谷)
③メンバー:S(単独)
④行動記録:
木谷登山口(7:13)→鳥越峠(8:31)→地獄谷下降点(8:50)→烏谷入口(9:13)→烏谷の開ける地点(10:35)→登山道合流点ピーク下(12:20)→烏ヶ山前衛峰(12:45)→木谷登山口(14:20)
烏谷上部(中央は烏本峰)
⑤概況:
木谷登山口から木谷に入り鳥越峠を目指し真っ直ぐ進んでゆく。鳥越峠の地獄谷側は積雪が豊富である。峠から駒鳥小屋を経由せず,谷を快適に下降し地獄谷の夫婦滝横に出た。雪原歩きと渡渉を繰り返し烏谷入口の烏滝に着いた。積雪期烏谷コースは初めてで状況が不明であるがその場勝負で出発する。
烏谷の最初のゴルジュ帯は積雪は少なく,石を投げ入れたりして渡渉を繰り返す。連瀑の所は水量が多く,山葵畑に高巻し突破する。
烏本峰横ルンゼ
ここからは,谷全面が雪原でノンビリと風景を楽しみながら登高した。谷が開け,水分の補給が可能な地点で小休止。本峰ルンゼに雪がないことが確認できたので,新小屋峠コースと正面コースの合流点のピークに伸びる雪原に行くことにした。傾斜は結構あるが雪面は緩く,アイゼンを蹴りこみ合流点を目指しジグザクに登高し,予定地点の20メートル下の尾根に出た。ここから合流点ピークの急斜面を登り,烏ヶ山を正面に見るところで目標を終了。アイゼンを外し頂上をカットし,猛烈な藪こぎの中,下降ルートの70%を雪原に求め下降した。ルンゼ下部に入り,周りの景色を堪能して木谷登山口に到着した。
⑥反省点:
烏谷の下部は雪崩が起こりやすい所であり,烏ヶ山北面に雪がどの程度あるか判断が難しい。また,ルンゼに雪が有ったにしても単独行では非常に厳しいと思われる。やはり山は楽しんでこそ価値があると思う。