2014年1月20日月曜日

2014大寒 野田ヶ山BC

子供のころから,楽しいことの前の日は寝れないことがある。昨日はほとんど寝ていない。今日の山行が楽しみだからか?もちろんそれもあるが,不安で仕方なかった。今年の大山は夏山登山道でも雪崩が起きるくらい積雪量が多い。しかも,この日の予報は正午過ぎから雷雨の恐れあり。1月の終わりにしては,気温も高く,風も南風である。
YCCの先輩方が前日,大休峠まで6人でスノーハイクされたようだ。そのトレースはおそらく,大休峠への高速道路となっていることが予想された。めったに使わない頭を使って考え,雷雨になる12:30までに香取に戻る計画でリベンジの野田ヶ山に向かうことにした。
輝く三鈷峰

①日時:2014.1.20(月)
②行先:野田ヶ山
③メンバー:Mk(単独)
④行動記録:
香取上部(7:30)→甲川分岐(8:20)→大谷下降地点(9:10)→野田ヶ山(10:20)→大谷下降地点(11:00)→甲川分岐(11:45)→香取上部(12:20)
⑤行動概況:
「前の晩に寝れないと次の日は晴れる」これは「Mkあるある」だが,今日も天候の不安はよそに晴れた。昨晩は風が強く,着雪もなかったようで,雪が締まっている。YCCの先輩方からプレゼントしていただいたトレースも,予想通りの高速道路になっていた。
甲ヶ山と矢筈ヶ山
爽やかな香取の夜明け
前回2時間以上もかかった甲川分岐まで,1時間切る目標で行くが,あまりにも素晴らしい景色についつい立ち止まって写真を撮ってしまう。香取から,輝く三鈷峰が見ることができた。時間短縮のため,走ってみた。そう,山スキーは走れる。ズブズブはまるラッセルのときは無理だが,締まった雪の上は面白いほど走れる。快調に飛ばし,大谷を下降した時には,まだ,2時間経っていなかった。大谷を上がり,左に巻くように野田ヶ山の稜線に出て,青い空を眺めながら,また,ゼエゼエしながら上がっていく。あらかじめ決めていた野田の上部まで上がって,そこでシールをはがし,一気に大谷まで下降した・・・となればかっこいいが,何回も藪につかまり転倒し情けなくなる。今日のスキーでの収穫は起き上がるのが上手くなったことぐらいだ。甲川分岐を越えて林道を滑っている途中にポツポツと雨が降ってきた。香取について用具を車に押し込み,夢の湯に浸かって出てくると,大雨が降っていた。今日の雨と南風で,雪はかなり締まっていくのではないだろうか?雪が締まっていくと,楽しみがまた変わってくる。
今年は,初の北壁にトライしてみたい。先輩方,御指導のほどよろしくお願い致します。
野田のアレート
空へ続く野田ヶ山の稜線


4 件のコメント:

  1. 山行とブログアップご苦労さんでした。
    朝から4Fの職場の窓から大休峠方面と時計を見ながら今頃どこを彷徨しているのか想像しながら楽しんでいました。午前中は天気も良かったので,最短コースより,野田ヶ山稜線まで上がり大休峠の滑走を推薦すれば良かったなとも思いました。

    アップしたお礼に,いやらしいコメントを貴方のために!
    ・高速道のトレースがあるなら,何故当初の目的地,大休峠に行かないの?
    ・野田ヶ山と野田の上部は違うけど,野田ヶ山まで行ったの?
    ・香取出発は前回の反省で6時じゃなかったの?
    ・安全登山を大優先に考えないといけないけど,安易な撤退は山への準備がおろそかになるね!
    ・北壁行きたいとのこと,ちゃんとピッケル,アイゼン使えますか?先輩たくさんいるけど,一緒に練習しよう!
    ・ブログはYCCブログルールでアップしてね!

    きついことばかり言って勘弁ね。要は早くレベルアップして私を山に連れて行ってもらいたいからです。こんなコメントばかりしていると,誰も私と行かなくなるね。

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    1. コメントに胸を刺されました,行きたいと言うだけでは行けるものではないと思います。その先にはロープで繋がった先輩方がいて,それによって安心も受けますが,一緒に引きずり落とすこともおこるかもしれません。そうならないように練習をおこないます,まだまだいろいろ盗まないといけないこともありますので,また連れて行ってください。

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  2. ご指摘の通りです。まず、出発時間はのんきにしてるとズルズルしてダメですね。野田ケ山の山頂までは私のスキルでは、細くなった尾根をスキーで登ることは簡単ですが、下るのが困難と思い上部までで下りました。大休峠に続く尾根は、予想外に藪が密集しており、快適な登ってきたトレースを辿り、大谷まで下降しました。ピッケルアイゼン、基本から教えてくださいませ。山に関することを、深く学ぶためにYCCに入りました。志願兵ですので、ガツンガツンご指導いただきたく思います。大休峠の写真があれば、今回の山行はより良いものになっていたと思います。昼からの雨に、かなり弱気になっていたような…

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  3. YCC部外者ですが、MK共々色々と先輩方にはご指導お願いしたい一人です。
    私のブログでは色々ほざいて居ますが、まだまだ確信の無い自分の技術に、今後自分の身の置く場所も踏まえて考えさせられます。

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