2014年5月10日土曜日

2014春 船通山②

鳥上集落を照らす夕日
仕事が早く終わったので,船通山にサンセット&ご来光登山に行ってきた。
①日時:2014.5.10(金)~11(土)
②行先:船通山
③メンバー:Mk(単独)
④行動記録:
一日目 鳥上滝登山口(18:00)→船通山山頂(19:00)
二日目 山頂避難小屋(06:00)→鳥上滝登山口(07:00)
⑤行動概況:
スサノオと同じ景色を望む
住まいから1時間で取り付きまで行ける船通山は私のお気に入りだ。子どもを連れても気軽に登れ,シーズンごとに美しい様相を見せてくれる。
その中でも,私のお気に入りは「夕景とご来光」だ。鳥上の水田に照らされる夕日は,懐かしさに包まれる心地よさがある。

霧と新緑
日が沈んでからは,ブルーに近い薄紫の稜線とピンク色に染まった水平線が闇に吸いこまれながら混ざり合い,やがて群青色に同化する。そのころになると,決まって風が強くなる。小屋に入って酒を沸かして一杯やる。
小屋は綺麗だが,夜は人に逢ったことがない。
翌朝,ご来光を望みに山頂に立つと目の前に大山が見える。この日は雲海で明瞭ではなかったが,スサノオが降臨した地にふさわしいロマンを感じる絶景が広がっていた。
綺麗な山頂小屋
雲海の中を下山して行くと,そこは霧のたちこめる新緑のブナ林であった。群生するカタクリは時期を過ぎているようだが,幻想的な霧のブナ林の息をのむような透明感は,立ち止まり心を奪われるほど魅力的だった。
久しぶりに三脚と一眼を担いで上がったが,自分の不甲斐なさに愕然とした。体力が落ち体重が増えてたら苦しいのは当たり前である。重いザックを担いで,少し鍛え直そうと反省した。

2 件のコメント:

  1. 遠い地平線が消えて,ふかぶかとした夜の闇に心を休める時,はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は・・・
    日が沈んでいく写真とその記述は,ジェットストリームのナレーションを彷彿させます。貴方の巧みな文章でそこに行ったような気分のなりました。
    至福な空間を独りで楽しむのがいいのか,大人数で共有するのがいいか,よくわからんね。
    少し?太り気味に見えるので,ダイエットに励んで下さい。20kg落して,YCCのスーパーマンになって下さい。断酒宣言して,3日でやめたと聞いた時,少しがっくりきたけど。

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  2. じっくり撮影したい時は、同行者に迷惑をかけちゃうので一人で仕方なく山に出かけます。私は、みんなで楽しく登りたいです。特に、甲川完全遡行、北岳バットレスは、おいて行かないでくださいね。それまでに、10キロは落とします。お酒は・・・

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