2015年2月19日木曜日

2015冬 剣山

烏ヶ山を予定していたが,水木の降雪で予定していたルートの雪崩が心配だったので行先を変更し,鳥取岡山県境の剣山へ行くことにした。朝から足の調子が悪く気分が乗らないと言う代表S,先日の山の疲労が取れておらず既に疲れ気味のFu,元気満々なOe,隊列は自然と決まった。
ずっとラッセルお疲れ様でした
①日時:2015.2.19(木)
②行先:剣山・三日月山・茗荷峠
③メンバー:S,Oe,Fu
④行動記録:
剣山登山口(8:13)→剣山山頂(9:10)→三日月山(11:47)→茗荷峠(13:50)→剣山登山口(16:14)
⑤行動概況:
まったり予定のはずが・・・
どんどん雪が降り積もる中,
明智峠の剣山登山口からトレースのない雪面をOe先頭で出発する。林道をラッセルしながら進む途中に剣山への分岐の看板があったが,代表Sより10数年前の記憶ではこの先にも剣山への登山道があるというので看板は無視してそのまま直進。林道の終点に看板がありそこから山頂へ向かい,展望台や東屋を経由し順調に剣山山頂へ到着。綺麗な三角の形をした剣山,いかにもという山頂だった。当日朝にこの山に行くことが決まり何も下調べせずに入ったので代表Sの説明を聞きながら茗荷峠方面へ県境の尾根を歩いていき鉄塔を経由しコルに降りる。コルから見上げた長い斜面に代表SとぐったりしているとOeが自分が行きますよ,と進んでラッセルを引き受けてくれた。というかここまでずっとOeがラッセルしているがまだまだ元気が有り余っているようだった。さすがにコルからの長い急斜面のラッセルはきつかったようで,休憩されてる間にラッセルを交代したがすぐに代わりますと追いかけてこられた。
三日月山
上りきればひっそりと三日月山の山頂があった。可愛い看板に記念撮影なんかをし,盛り上がっていたのが悪かったのか,ここから全く違う方角の尾根を間違えだいぶ下ってしまう。ここで代表SのGPSで確認しようとするが地形図が読み込まれておらず,県境のラインしか分からない。幸い視界はよく周りが見えていたので地図と地形を確認しながら県境のラインに向けてトラバース気味に近づいていく。ラッセルはほとんど初めてというOeにはかなり厳しいトラバースに急斜面のラッセルだったと思う。表情が曇り不安が見られた。それでもなんとか県境に復帰し茗荷峠へ慎重に進んでいく。茗荷峠に下る前にある小ピーク,細かい尾根が何本も伸びていて分かりづらい。ここら辺で代表SのGPSのバッテリーが切れた。やや左の尾根を選んで下ると沢に合流した。下る尾根の選び方と下る方角が絶妙に悪く,下りきった時に沢の水の流れが想定していたのと逆に流れていた。この沢の流れに沿っていくのが正解だったが,想定していたのと違う沢の流れに逆方向の滝山へ流れる沢と勘違いし,沢を詰めるように真逆に遡行してしまう。途中でコンパスを見て南北逆に進んでいることに気づき結局は沢の流れ沿いに行くのが正しいと分かり,マーキングも見つけ後は沢に沿って歩いて行くと林道へぶつかり安心して林道を歩いて帰った。多分訳も分からずずとラッセルしてくれていたOeが林道合流時にやっと笑顔になった。ルートを外してからはずっと先頭で代表Sの指示通り黙々とラッセルをしてくれていた。そのお陰で明るいうちに下山できました。結局最後までずっとラッセル,ありがとうございます。
思いがけず高梁川の源流を遡行
⑥その他:
・三日月山の位置判断が間違っていた。地図上では県境の緩く岡山県側に曲がっているピークが三日月山と判断し鳥取県側の尾根を下ってしまった。
・茗荷峠前の小ピークの下降が県境に忠実に行くべきなのに、左の尾根を下降した。このため茗荷峠手前の谷に下降した。その位置も鳥取県側に降りたごとく解釈できる角度で沢に下降し鳥取県側に流れていると勘違いした。
・GPSの電池のチェックミス。予備電池はあったが残量がなく使えなかった。

2 件のコメント:

  1. 私は剣山方面,行ったことないので,地図を見ながら行動概況を読みました。迷い易い状況だったのかな?道を間違えてもちゃんと修正できところがいいじゃありませんか。
    私の山なんて思い込み,勘違いの連続で,思ってもない地形に遭遇し,パニックになること数知れず。最近の山はGPSに頼ることが多いので,それもなくなってきました。それが良いのやら,悪いのやら。

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  2. 相変わらずの僕でしたが代表SとFUさんのお陰で楽しかったです、しかし二人を見習ってもっと勉強しなくては、二人に頼ってばかりでした反省・・・・またお願いします。

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