2015年3月24日火曜日

2015春 恩原三国山BC

三国山を前にして
Kwより「スキーを装備したのでどこかへ連れて行って」とリクエストがあり今回の山行が決定した。アルプスへ出張中のMr発案のこの山は,MrとTnが以前訪れており,リーダーをTnにお願いした。アルプスを彷彿させる壮大な山容,何度登り返しても,疲れを感じさせない好条件。今までの,雪にまみれた苦々しい経験は,爽快な春風を受け楽しみへと変わる。そんなことを感じさせた素晴らしい山となった。



どこまでも歩いていきたい
①日時:2015.3.23(月)
②メンバー:Kw,Tn,Mk
③行先:恩原三国山(恩原高原スキー場~三国山)
④行動時間:
恩原高原スキー場(8:50)→ギラガ仙(11:30)→三国山(12:00)→1213P登り返し(13:30)→恩原高原スキー場(16:00)
⑤行動概況:
何度も登り返す
事前に岡山県警津山警察署に登山届を提出する。春の風に雪が混じり,雪面はしっかりと締まっている。スキー板にシールを貼り付け登るが,途中から板を外してツボ足で進む。ツボ足で進んでも足が沈まない。今回のスキーツアーが面白かったのは,この好条件が一日中続いたことにあったと思う。登りはザックに板を装着し,下りはスキーで樹林の間隙を運針のようにすり抜けていく。この動作を何回繰り返しただろうか。何度繰り返しても,ドロップする度に口元が緩む。雪混じりの春の風はやがておさまり,三国山についた時には,クールな青空から日差しが降り注いできた。三国山から1213Pまでのコルは,Mrが以前来たときに「アルプスのような山容だ」と声を漏らしたらしい。私は冬のアルプスを訪れたことがないが,おそらくそうなのだろうと,納得してしまう景色であった。
歓迎・初山スキー!
三国山のツリーホールに腰を掛け,来年度の山行計画を話し合った。帰路を根性試しの直滑降で尾根を乗り越し,無事オンタイムで下山することができた。Kwは弱音を吐くことなく,自分の計画通り淡々と山行を行った。自分への口惜しさというか,なんというか。そういうものを感じ,負けじと山に向かう姿は,とっても泥臭くてYCC的だ。来年度も,泥臭く藪をかき分けYCC的な山を,たくさんの仲間たちと共にしていきたいと思った。

4 件のコメント:

  1. YCCにも山スキーする人増えてきて嬉しいよ。Kwに山スキー貸した甲斐もありました。
    Mkと山の嗜好ベクトルが同じ方向を向いてきた。スキルアップして,ロングランBCやってみたいね。山スキー以外でも。
    最近のTnのいろいろなカテゴリーの山行,凄いですね。これからもオリジナルな山,期待しています。

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  2. 山スキーを完全になめてました,申し訳ありません。道具をそろえただけで『やれる』つもりになっていました,浅はかでした。
    しかしながら,身をもって山スキーの甘辛を享受できたことは得がたい収穫でありました。特にスキーツアーの起動力,スノーシューの比ではないですね。。
    まずはスキーの基本操作『曲がる』『止まる』を習得し,次の機会に活かしたいです。
    貴重な機会をありがとうございました。

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  3. 今回のBC最高でした。Mkと二人で、童心にかえって滑りを堪能できて、幸せな山でした。ここにきてやっとスキー板のセッティングが完璧(!?)になり、操作性抜群で心地よかったです。kwは初めてのBC洗礼に苦戦していましたが、私より全然マシな感じで、今後が楽しみだと思いました^^

    teraさん、とにかく今はなんでも吸収したい想いでMkについて行くのみですが、少しずつ自分の山を開拓していきたいと思います。先ずは精進あるのみ!!teraさんともBC行きたいです。いろいろとお教えくださいませ。

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  4. 2011〜のYCC山便りのブログを読み返し,文章の背景にあるものを感じとろうとしています。なかなか難しいです。ルートの中にある,「景色,テクニック,装備,体力,距離,時間,」それにもうひとつ加えようとすると,それはなんだろうか?モチベーションを上げる魅力的な要素が,Tの山には表現されています。今はオマージュを重ね,自分なりの解釈でそれが何んであるかを探す。そんな山をしたいと思います。探そうとする事。それ自体が答えであるような気もしていますが…

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