2016年3月21日月曜日

2016春 大江高山

山と渓谷社の『中国百名山』にも選ばれている島根県の山,大江高山を歩いてきました。
大江高山
(山田集落側から)
①日時:2016.3.20(日)
②行先:大江高山(島根県大田市)
③メンバー:I(単独)
④行動記録:
山田登山口P(8:50)→飯谷登山口(9:05)→頂上(10:40)→779mピーク(11:10)→山田登山口(12:10)→山田登山口P(12:30)
⑤行動概要:
山田登山口Pから県道46号を歩き,飯谷登山口に到着。
飯谷の集落を抜け,林道を進むと山辺八代姫命神社の鳥居とその脇に駐車場があった。
登山道は神社の裏手から始まり,頂上手前の稜線に出るまでひたすら急峻で,前日の雨によって滑りやすくなっていた。
途中に「大砲岩」との看板があり,案内に従い左折したがよくわからず,諦めて引き返した。
岩場を越えた後の坂道は,急ではあったが先には空が見え始め,伊勢階コースとの合流からまもなく山頂に到着した。
779mピークより望む火山群と日本海
広々とした山頂からは,大江高山火山群や三瓶山,日本海が一望できた。
馬ノ背の途中で,数名のパーティーとすれ違う。
779mピークの展望も良く,穏やかな日本海が確認できた。
山田集落へ下るコースは飯谷側と比べると長距離にはなるが緩やかで,陽当り良好で地面が程よく乾いており歩きやすかった。
栗の木立を進み杉林と竹林を抜け山田登山口に出た後,アスファルトの舗装路を下って駐車場に到着した。
イズモコバイモ
⑥その他:
大江高山には,環境省と県のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている島根県の固有種「イズモコバイモ」が自生しています。
麓の群生地では,昨年開花してすぐにヒヨドリに食べられるという被害を乗り越え,今年も咲いていました。
大江高山で見られるのはまだ先のようです。盗掘やイノシシの被害がないことを祈ります。
今日は風があり肌寒かったですが,おかげで雲が流れ,山頂からの展望を楽しむことができました。
下山後は,大江高山火山に由来するという温泉に入って帰りました。

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