2016年4月30日土曜日

2016春 甲川(妖精の谷)

代表Sから山行記録が届きました。
イワカガミ
①日時:2016.4.28(木)
②行先:甲川(妖精の谷)
③メンバー:S,Si
④行動記録:
林道三叉路(8:00)→ 甲川(9:30)→ゴルジュ(9:58)→妖精の谷(10:42)→庄司ヶ滝上部登山道(11:34)→甲川分岐(13:29)→林道三叉路(13:40)
⑤行動概況:
本日雨の中,山行を決行した。当初の計画は香取~庄司ヶ滝上部~大休峠の予定であったが,庄司ヶ滝・妖精の谷コースに急遽変更した。林道を進み三叉路で駐車,準備を整え出発した。すぐにSiからここにこんな花がある珍しい,早春の明るい緑の中の花,各木々の姿を見ながら甲川方面への登山道に入った。このルートも雪がない季節は久しぶりであった。大谷を抜けかけたらイワカガミが咲いていた。
幼虫の卵
植樹帯の狭間のブナ林を甲川下降点に向かった。杉林にはコシアブラの幼木がたくさんあった。甲川に下降すると雪が所々に残っていたが,行動には支障がない。当初滝下のゴルジュが突破できるであろうかと心配したが,Siは思い切って水に入って徒渉していた。妖精の谷に入るが普段より水が多い,11時前には妖精の谷の奥部に到達した。通常下部の池の水が少なくパイプ状の滑滝を登るのだが,増水で池の水量も何倍である。滑滝もゴウゴウと流れ落ちている。上部を見ると通常ほとんど水がない滝が3段滝となりゴウゴウと流れ落ちている。
妖精の滝(初めて滝の表記)
この妖精の谷に50年くらい通ったが初めての光景であった。滝の手前のカーブ地点から高巻きを開始した。途中庄司ヶ滝横から高巻きする尾根に合流,ここでSiは20数年前に高巻きしてめがねを落としたことを思い出された。旧甲川本流のであった鞍部に下降し,更に登り返して庄司ヶ滝上部に行く登山道に出た。この地点から香取方面にバックし,中国自然遊歩道への登山コースを選び,大休峠に向かった。遊歩道に着くとSiがここから県民の森別れルートで下山しようと提案があり,久しくいっていない大休峠行きを諦め出発点に向け帰路についた。
今回特筆することは,ヒラタケが1ヶ所,ナメコが2ヶ所あったこと,木々の芽生えが始まり,普段見ることができない花を見れたことであった。

1 件のコメント:

  1. 雨の中でも,雨の情緒,花との出合いなどありよかったですね。
    甲川とその周辺,1番通った山岳会はYCCでしょう。魅力的な所なのに他の山岳会はあまり興味ないみたいだしね。
    但しSの50年,Siの20数年は・・・

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